インフォメーション

太極拳の腰腿

太極拳総合教程、陳炎林著より、

拳撃はどんな門派であってもすべて
腰腿を敏活に一致させ、
虚実を明らかに分け、
立ち足を堅実にして浮つくことがないようにすべきものである。
但し、最近では多くの人が太極拳には腰もなく腿もなく、
まして初歩の鍛錬法はないなどという。
このような説は誤りも甚だしい。
単式から一つひとつ練り、腰腿が一致するまで修練した。
こうして前進、後退、閃避、昇降などが心の欲するままに
随うようになってから、太極長拳（型）の修練を始めたのである。

この文章を見て、やはりそうだったのか。と得心しました。
伝統を守っている教室では、立禅や単式、歩法等、
地味な練習を重視していました。
これをしっかり行うことで、
立ち足を堅実にして浮つくことがない
ようになります。