インフォメーション

BLOG

治療は推理して検証

養生法教室の生徒(70代女性)さんが
手の親指の付け根の痛みを訴えてきました。
少し親指自体もはれているようでした。
突き指等をしたわけではないとのことでした。
ここは合谷という穴でもあり、
目と関係があります。
「新聞やテレビを長時間をみていませんか?」
と聞くと、
かなり長い時間見ているということで、
背中に触れると、肝臓の裏あたりが、
張れあがっています。
目と肝臓は深い関係があると東洋医学ではとらえています。
他に耳は腎臓、鼻は肺、舌は心臓、口は胃等。
現代医学的に考えると、目は細かい筋肉のあつまりで、
目を酷使すると疲労物質の乳酸等が出ます。
それを処理するのは肝臓です。
よって肝臓が疲れ、近くの筋肉が緊張してくるのです。
そのあたりの筋肉がほぐれるように腕振り回旋運動などをして、
合谷あたりをマッサージして、
そこから体幹に近い腕の筋肉にコリがないか調べつつ、
ほぐします。
これで症状は緩和されていくでしょう。
この症状はパソコン作業を長時間行なう人にも多いです。
半身浴もしてほしいですね。
顔から汗が出てくるまで。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ページトップへ