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BLOG養生禅4
いつでも今がその時
歩行、腕ふり、武術の基本運動、型等の
軽い運動をした後、
全身リラックスして立つ。
そして全身で運動の余韻を感じる。
それから手をアサガオのつぼみが開くような形にすると
手のひらに気の感覚が出てきます。
また、腹内に充満感や圧力を感じてきます。
手のひらを腹(丹田)の方に向けると
尚、感じるでしょう。
力まず、各関節はゆるめたまま、
指、手首、肘、腕の角度をいろいろ変化させて
体内でどう感じるか観察してみて下さい。
要は体内にエネルギーを充実させることです。
そしてできるだけ一日中、行住坐臥、
その感じをとぎらせないことです。
無意識に体を使っていれば、
エネルギーは出ていく一方です。
特に目から出ていくので、
パソコン、スマホの見すぎは注意しましょう。
私は目を半眼気味に眺めるように見ることにしています。
けれど仕事で長時間使う人には難しいですね。
あとは、肛門を少し締め気味にして、
手は握っておくか、上記の形にするかして、
足も少し意識します。
理想は赤ん坊です。
要は体内の観察をして
エネルギーが漏れ出ていかない感じか、
疲れないか、充実していくかを感じて、
体をつくっていくだけです。
これは瞑想や武術に役立つのみならず、
生活全般、仕事や
目標達成の推進力になるでしょう。
お試しください。
幕末、
天真一刀流の寺井五郎や白井了は
白隠の伝えた内観法や練丹を重視していました。
白隠は白幽子という仙人からその方法を教わりました。
つまり、彼らの行った禅は
ただの瞑想ではなく、
練丹してエネルギー的な
体作りをしていたと思います。
ですから圧倒的に強かったのでしょう。