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BLOG子供の頃のあこがれが現実味を帯びた時。
今のアニメはすばらしいですね。
漫画も。
子供のころ、白戸三平の漫画、
特に、カムイ伝にはまりました。
サスケはじめ、ほとんどの作品を読みました。
そして、そのまねごとをしていました。
でも、とても描かれている忍者のようにはいきません。
30代になって、台湾に行き、中国武術の老師に、
お会いしてその動きを、真近で見たとき、
武術というより、忍術という感じがしました。
鍼灸学校に通っていた頃(30代)
先輩に勧められて中国武術を習いました。
最初は運動不足解消程度にと始めたのですが、
今に至るまで影響を受けるとは思っていませんでした。
先生は私よりも若く、練習も表演用の練習なので、
空手やキックボクシングを経験していた私は、
軽く考えていました。
実は先生は中国に留学する前に台湾の伝統武術も修行されていました。
正月休みを利用して、先生に台湾に連れていっていただきました。
そこで中国武術の恐ろしさを体感しました。
先生の師は少林寺の僧5人の位牌を受け継ぐ人でした。
一呼吸の間に何度切り刻まれるかわからない感じで剣を扱い、
九節鞭は足裏で止め、飛ばす技を見せていただきました。
九節鞭は手裏剣に鎖がついているような武器です。
動きは軽やかで、あっという間に裏をとられてしまいました。
武術というより忍術のようでした。
「これはあっという間にやられる。」と思い、
とにかく恐怖と自分の能力の限界を感じ、
武術をやめようと思ったのですが、
先生になだめられ、
30~60代からでもできるものがあるからと、
最初に習ったのが形意拳でした。
この形意拳は太極拳や八卦掌と共に内家拳といい、
体の中から力を導く方法をとります。
道教(仙道)の気の訓練法が入っています。
そこから私の武術遍歴が始まりました。