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養生禅

歳をとっても衰えない(ゆらぎ練丹)養生法 22

二段目  基本練功
7―3 白隠禅師の言葉・・・以下は、白隠禅師の言葉です。
 「おもうに、人間には五漏といって、五つの無益な漏出がある。すなわち、眼、耳、鼻、舌、身の五官の浪費であり、色、声、香、味、触の欲望であり、人間の性力を漏らす五欲の穴であり、この五欲に意欲をくわえた六欲の執着を一切捨て去り、小智才覚をもはなち、あらゆる思いわずらいをはらい、生まれるときもらってきた、ただ一つの本然の性である生の一念となって、五官が外面的作用を停止してしまったときにこそ、人間本来の性、本然の生氣は、脈々と内に働きだし、真氣は彷彿として身心にみちてくるのである。」
 「それ、真の長生不死の神丹はそとから得られるものではない。なんじに、もとからそなわった本然の性徳をおさめ、なんじが本源の生氣をまもり散らさず、眼はみだりに見ず、耳はみだりに聞かず、口はみだりに言わず、身体はみだりに動かさず、心はみだりにうごかさず、真一の生氣を臍の周囲から下腹のあいだに集め養うときは、渾然として元氣専一そのものになる。これこそ丹を練るということである」
 要は、五感を忙しく働かせず、丹田に氣を集め養うですね。

今を生き抜く丹力を身につけましょう!江戸時代中期の禅僧白隠に学ぶ
https://www.youtube.com/watch?v=jrXyM0l9lq8&list=PL-PxqAbcWhnwTeuD96W8_islJl0owlfaj&index=87

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