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養生禅歳をとっても衰えない(ゆらぎ練丹)養生法 35
追記
私は楳本法神(群馬県勢多郡北橘村箱田にある木曽三柱神社の法神流剣法伝統碑によれば168歳で没したとある。相手の頭上を飛びこえる天狗のような達人。農民の治療もしていた)、寺田宗有、白井亨、中村一心斎(富士山にこもり開眼。農業指導もしていた)、山岡鉄舟等の剣の達人を尊敬しております。白井亨は勝海舟の氷川清話に登場しています。江戸時代、多くの剣豪は参禅していました。
天真一刀流の寺田宗有や山岡鉄舟は白隠の伝えた内観法や練丹を重視していました。白隠は白幽子という仙人からその方法を教わりました。つまり彼らの行った禅はただの瞑想ではなく、練丹してエネルギー的な体づくりをしていたと確信しています。ですから圧倒的に強かったのでしょう。
寺田宗有の言葉
「壮より八旬に至る迄練丹自強する事、夙夜懈る事なく、終に一旦豁然として見性得悟の大事を究め、仏祖不伝の妙、其天真に貫通することを得たり」
現在ほとんどの武道各流派は立ち方三年歩き方三年といった地味な稽古や丹田を重視しなくなりましたが、私が習った伝統武術の稽古では自然に丹田や足腰が練れました。
私は江戸時代の氣風が今の日本に蘇ればいいなぁと思っています。
氣いよいよ下れば身いよいよ軽し。
https://www.youtube.com/watch?v=kOA3Gl607vA&list=PL-PxqAbcWhnwTeuD96W8_islJl0owlfaj&index=102