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BLOG感情的に内臓を傷めていませんか?
私は怒りが多い人間でした。
人の好き嫌い、面倒を嫌がる、すぐいらいらする等、
肝を傷めていました。
私は恐れが多い人間でした。
こまごまとしたことを気にし、人の評価を気にしていました。
そうして腎を傷めていました。
私は思い悩みが多い人間でした。
あ~じゃない、こ~じゃないと思い悩み、
脾胃を傷めていました。
私は悲しみが多い人間でした。
自分の非才を嘆き悲しみ、肺を傷めていました。
私は慌しい人間でした。
いつもあわて、せわしく、心を傷めていました。
そのようにしてまんべんなく五臓を傷めていました。
それで、私はいろいろな心身に関する講習を受けてきました。
その多くが、その時は盛り上がり、自分は変われると思うのですが、
現実にもどると、何も変わっていないか、
かえって人と自分の違いに敏感になりすぎ、
状況は悪化することもありました。
効果があったのは、武術と原始仏教の瞑想でした。
瞑想はいいものですが、
体をしっかり作った方が、瞑想の内容もよくなりますし、
危ない状況に陥りにくくなります。
武術の中のゆっくりとした動きの養生面が
私には効果がありました。
今、皆様に紹介できる、すぐに出来る方法は、
お腹のふくらみ、縮みを感じることです。
意識を2ヶ所に分散するのです。
こうすることで、何かつらいことを思い出しても、
その思い出に巻き込まれにくくなります。
人間も動物も、その他この世の多くのものが、
膨らんだり縮んだりしています。
高尚なことを考えていても、
ふくらんだり、ちぢんだりしているだけなのです。
お試しください。