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一歩前に出る

私の目指すところは
良い話を聞いても、良い本を読んでも、
なかなか変われない方が、
一歩前に出る。
そのエネルギーを得ることです。
丹田を中心に
全身の経絡を伸びやかにさせて、
体づくりをしていきます。
これにより意識も体も、
かつてのバイタリティーにあふれ、
外国人には恐れられ一目置かれた日本人が
一人でも多く復活できればと思っています。
私は今こそ
坂本龍馬のような人物が出る時と思っています。

私の注目する人物に日根野弁治という人がいます。
坂本龍馬が習った小栗流の先生です。
小栗流は剣術、柔術、居合、長刀、槍、騎射、水練、
水馬などを組み合わせたもので、
弁治は身分や格式にこだわらず、自由な雰囲気の中で、
近所の子供たちに教えていたといいます。
土佐藩は身分制度の上にさらに上士、
下士(戦国時代の有力大名長宗我部氏の一族家臣)があり、
他藩より、身分にうるさかったはずです。
その中で身分や格式にこだわらず
自由な雰囲気をつくっていたのが素晴らしいです。
そしてそのような自由な雰囲気の中で、
寺子屋では落ちこぼれだった龍馬も
大きく伸びやかに成長したのだと思います。

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