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生きるエネルギーを生み出す。

加藤諦三氏の
「苦しくても意味のある人生」より
悩みこそ生きている証しになるかもしれない。
そう覚悟して悩みに立ち向かうしかない。
ニューイングランドに
「何かが起きることが生きている証し」という言葉がある。
何もないということは
生きることから逃げていたということである。
えらそうなことを言うが、
私自身も自分の人生を振り返ってみると、
青色吐息で今日まで生きてきた。
しかしあらためて振り返って見ると、
その時は大変だと思ったことも過ぎてみれば
それほどでもないと思えることもある。
基本は生きるエネルギーである。
どんな状況、どんな非常な事態に置かれたと思っても、
生きるエネルギーさえあれば何んとかなる。
その生きるエネルギーを生み出すのに必要なのが、
「ありのまま」の自分でいることなのである。

生きるエネルギーを生み出すのに、
丹を練るのも良い方法だと思います。
道教(仙道)では性命双修といって
精神的な訓練と肉体(生命エネルギー・気)の訓練が
セットになっています。
面白いのは、丹田の気が充実してくると、
内臓の気の状態もよくなり、
感情、精神の状態も安定してくることです。
内臓と感情は深い関係があります。
腎~恐れ
肝~怒り
胃~思い、悩み
肺~悲しみ
恐れ、怒り、思い、悩み、悲しみ等の
感情が無くなるわけではありませんが、
だんだん淡くなってきます。

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