頭痛・肩こり・腰痛
頭痛・肩こり・腰痛について
頭・肩・腰の痛みも東洋医学でいう五臓六腑に原因がある場合がほとんどです。
今の西洋医学では、痛み止めや湿布といった対症療法で終わることが多いのではないでしょうか?
東洋医学の治療は、症状がなくなることではなく、根本から考えていきます。
脈診・腹診して今の状態を心と体と外的要因から五臓六腑と経絡(体にある気の流れ)というもので、しっかりと捉えていきます。
脈やお腹の様子、体は嘘をつきません。
自分では気づいていないことを語ってくれます。
体は、必ず症状を示しています。
どうか体の声に気づいてください。
頭痛ですが、どのように痛むのか?ズキズキか?
ギュッと締め付けられるように痛むのか?重い感じがするのか?
痛む場所は前か?後ろか?横か?頭頂か?目の奥からか?
朝から痛むのか?夕方酷くなるのか?動くと痛みはどうなるのか?
女性の場合であれば、生理や排卵と関係するか?など
五臓六腑の状態や経絡のつまりや滞りをしっかりと診ていきます。
また、睡眠不足か?PCなどのからくる眼の疲労か?
今や過去どのような状況にその方がいたのか?
東洋医学でいう外邪、風や火(暑さ)湿(湿気)燥(乾燥)寒(寒さ)など環境や気候も大切になっていきます。
脈は、寝不足や頑張り過ぎていると、かなり激しい脈の状態になったり、食べ過ぎて心が落ち込んだりすると、ドロドロした状態になったりします。
東洋医学ではそういった症状を逃しません。
根本原因から考えて、その方にあった治療を経絡やツボを使って治療します。
女性で生理と関係する症状の方は、腰や下半身など整えていく必要があります。
時には、長期服用していた頭痛薬を止めることで、改善することもあります。
なかなか自分自身だけで薬を止めることは難しいと思います。
そんな時、東洋医学的にしっかり診てくれる治療家に出会い一緒に治していくと、
不安なく頭痛を改善し、自然と薬を服用しなくてよくなっていきます。
無理に薬を止める必要はありません。
肩こりは、しつこく症状として残っていきます。
胃腸に負担をかけても、肩こりとして感じたり、寝不足・眼精疲労・運動不足・ストレスといった現代社会で生活をしていると、肩こりを感じない人は少ないのでは?
また日本の風土や生活様式が肩こりを作っているとも言われています。
外国の方が日本に来ると肩こりになると言われることも。
なので、肩こりは、東洋医学でもかなり手ごわいものです。
しかし、上記で書いたように五臓六腑と経絡と冷えを改善していくことで肩こりになりにくい状態にしていきます。
肩こりだから、湿布や肩だけマッサージなどをという対症療法は、より肩こりを作ってしまいます。
全身の治療が必要です。
優しく温め、全身治療をしてくれる治療家を探してください。
そして信頼し、東洋医学の治療を受けてみてください。
腰痛は、症状を放置しないでください。
東洋医学では、腰回りのエネルギーを先天の精と言って、その人の生命力が宿るところです。
そこが悲鳴をあげているのが、腰痛です。
すべり症やヘルニアでも東洋医学の治療を受けていくと改善をしていきます。
腰には命門というツボもあり、大切なところです。
日常を改善することはもちろんですが、まずは、その疲れを癒してください。
どうか頑張り過ぎている人は、一呼吸おいて、自分を優しくゆったりと温めリラックスが必要です。
食事も気をつけていただく必要があります。
豆や旬のもの、黒い食べ物など、そして、滞っている経絡を流し腎を養っていく必要があります。
どうか腰痛を放置しないでください。
優しいパワーのある、ご自身にあった気をもつ治療家を探して、身も心も養ってもらってください。